小学生 ゆる息子はあまり本を読まない
以前にも書きましたが、ゆる息子はあまり本を読みません。
しかしそんなゆる息子も中学受験勉強中はやたら「読み聞かせしてくれ~」とねだってきました。ストレスか甘えてたのか。
気に入るとがーっと読みますが、興味のない本は絶対読まない。面白そうな本を探しに本屋さんや図書館へ行ったりするということも無し。
そんな息子でも夢中になった本を書いてみようかと思います。
本を読まない息子が読んだ本(中学年~)
それいけズッコケ三人組 全50巻
私が小さい頃好きだった『ずっこけ時間漂流記』、江戸時代にタイムトラベルする話。平賀源内や田沼意次など実在の人物が登場。主人公はハチベエ、モーちゃん、ハカセ。
ヒーロー天才も出ない、普通の子たちがその普通の力だけで冒険?するところが息子の心をつかんだんだと思います。歴史・ダイエット・貧困・家出と毎回はっきりしたテーマがあります。タイムトラベルしたり怪盗と対決したり、大阪へ家出したりハワイへ行ったり。これ以降、残り全巻自分で何度も何度も何度も読んでいました。(いえーい本好きになったー!と思ったけど違った。)
★そんなに難しい言葉は使われていないけれど、ズッコケを読むようになって
から漢字の読みは得意になりました!!読みは。
ポケットの中の赤ちゃん(読み聞かせですがめちゃくちゃ喜ぶ)
ちょっと切なくて心に残る、私が子供のころに大大大好きだった本。息子が面白がってくれてうれしかったです。絶版で手に入りません。本当に面白いんだけど。
10歳までに読みたいシリーズ
赤毛のアン (読み聞かせのみ)
孤児院から、男の子と間違えて連れてこられた赤毛でそばかすだらけのやせっぽちな少女アン。マシュウとマリラは戸惑いながらもアンを引き取る。想像力豊かなアンが、泣き、笑い、美しいアヴォンリーで成長していく物語。
完全に私の趣味です。息子は興味を持たないかなと思いましたが、アンがしでかす失敗(ダイアナに間違えてお酒を飲ませちゃったりギルバートを石板で殴ったり)結構面白がってました。なのでもう少し詳しい本を購入
名探偵シャーロック・ホームズ全5巻
第2巻:クリスマスにホームズがひょんなことから手に入れたガチョウの胃の中から、宝石が出てくる。その宝石は侯爵夫人から盗まれたもので。『ブナの木館の恐怖』 『ガチョウと青い宝石』の2話収録。
これも私の趣味。当時のイギリスの文化・時代背景も紹介されています。
ガリバー旅行記(読み聞かせのみ)
『小人の国』『巨人の国』の物語を収録。喜んで聞いていましたが本当はもっと長いよ、読む?と言ったらそれはいいや、とのこと。
走れメロス・くもの糸
悪い王を許せないメロスは、王にはむかい、処刑されることに。しかし妹の結婚式のため、親友を身代わりにして3日間だけ時間をもらうが。ほか、芥川龍之介の「くもの糸」「杜子春」収録。読んだ直後は感動し、今は「突然激怒!友達を身代わり!極端!」と喜んでいます。
子度の頃から無鉄砲な坊っちゃんは、教師になり松山に赴任。そこにはいたずら好きな生徒達や、個性ゆたかな教師が待ち受ける。正義感が強くまっすぐな坊っちゃんが奮闘する物語を、かなり読みやすくした入門書のような本です。あらすじを読んでいるようでもったいないのでもう一冊。
石から生まれた猿の孫悟空は天界で大あばれし、お釈迦様から500年間、山の下敷きにされてしまう。が、西天へ経を取りにいく三蔵法師のおともをすることになり、様々な困難が待ち構える冒険の旅に出る。
これも本来は長い話ですが入門書と言った感じ。喜んで読んでいました。とても喜んでいたのでもうちょっと長い話を。
絵がいい!!かっこいい!!一気に読めました。
➡西遊記 理論社~14巻(斉藤洋)
(最初は読み聞かせ。面白すぎて、母も息子もそれぞれ何度も読み返す。)
今も続いてます!親子で続きを待っています。
➡西遊後記 斉藤洋さんの西遊記はまだ終わっていませんが旅のその後。
メチャクチャ本を読む子には全然物足りないラインナップですが、もうちょっと読んでほしいなあと思っている保護者のかたがいらっしゃいましたらいかがでしょう。続きます。