中２男子　母に熱弁をふるう　～ちょっかいを出されることについて～

暑いですね。綺麗にひらいたアジサイも茶色くなってました。

中２の息子、ちょっかいについて熱弁

昨日、学校から帰ってきて着替えの途中、部屋から出てきて言いました。

「席替えする前のさ、オレの席の後ろのやつが【かまちょ】なんだよねー。」

最近席替えしたんですが、席替え前に後ろにいた男子は息子に言わせると【かまちょ】君だそうです。

あんまりいい言葉じゃないね、絶対本人に言わないんだよ。と言うと

「もちろん。」とは言っていましたが。

席替えをしたらそのカー（仮）君が、息子と仲の良いデキル君の前の席になったそうで。（前に息子に英語の勉強についてアドバイスをくれた子です。）

「最初はさー、そいつにちょっかいだされて、デキルは笑ってたんだけどさー、最近は無視するんだよね。」

そりゃイヤなんでしょ。息子もしつこくやられたらイヤでしょ。

「うーんオレは別に。だってさー、無視するとエスカレートするじゃん。相手してほしいんだよ。」

うんうん。

「オレはサー、あいつが満足するように、あいつが後ろから俺の背中の右をつんつんしてくれば、つんつんされた右の背中を（自分の手を背中に回して）前を向いたままサスサスしてサー、背中の左をつんつんされれば背中の左をサスサスしてサー、それであいつは満足してドーパミンが出るじゃん？」

ド、ドーパミン・・・？？

「オレも俺のナルシス心が満足してドーパミンが出るじゃん？」

ナルシス心・・・。

「ドーパミンを出す権利には誰にもあるし？４回に１回相手してやればエスカレートしないでしょ？」

ドーパミンを出す権利・・・。

いや息子よデキル君はカー君のドーパミンのために付き合う義務はないからね。

「でもカーにマイナスドーパミンが出たらかわいそうじゃん。」

なんだよマイナスドーパミンって？？？

でも付き合うことでデキル君だってマ、マイナスドーパミンが出ちゃってるわけで。付き合うストレスでマイナスドーパミンが出ちゃうなら、みんなが付き合うことでナルシス心が満足するわけじゃないんだよ。
ナルシス心を強要しちゃだめだよ。

「おれのナルシス心が満足してドーパミンが出る。カーもエスカレートせず満足してドーパミンも出る。デキルもドーパミンが出てその上ちょっかいも止まる。みんながドーパミンが出るでしょ。」

でもデキル君はナルシス心がないんだから！息子と違うんだから！かわいそうじゃん。

「でもカーにもドーパミンを出す権利がある！」