今週のお題「好きな小説」
好きな小説、好きなシリーズ
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最近、母はめっきり新しい本を読まなくなりました。特に小説は疲れてしまい、進まない。ので、「好きな小説」は古いものが多いです。
昔から変わらず何度も読んでいる本、数年に1回また読み返してしまう本は色々ありますが、特にこの3シリーズです。
アガサ・クリスティー(早川書房の)☟
母が持っているシリーズは表紙はイラストでした、変わったんですね
伯父や伯母が遺産を残してくれて、そこから殺人やらなんやら事件が起こるというパターンが結構あります。これにあこがれてました。今もあこがれてます。
イギリスが舞台というのもポイントが高い。
早川書房のシリーズはほぼ全巻持ってますが、半分くらいは母の母が集めたものです。夫と結婚して家から離れる時、このシリーズと離れがたく、母の母から全冊譲ってもらったもの。
だから結構ぼろぼろなのもある☟
破れてる
どの話も好きですが、古代エジプトを舞台にした「死が最後にやってくる」とか大好きです。
古代エジプトだなんて、クリスティーの2番目の夫が考古学者だったことも影響しているんでしょうか。それとイギリス人はミイラ話が好きらしいです。母も大好き。
次は鬼平犯科帳
これも数年に1度全冊読み返してしまう。火付け盗賊改め方長官長谷川平蔵は中村吉右衛門さんで100%脳内で再生されています。
大好きなんですが、なんでですかね、よく庶民や盗賊の女の人が使う「~だよう」という語尾にぞわぞわしてしまうんですよね。なんでだろう。
西遊記(斉藤洋)
この本の孫悟空は、玄奘三蔵のことをお師匠様と呼んでいても、内心は師匠だとは思っていない孫悟空です。手のかかる兄か弟くらいに思ってそう。楽しい。でも段々孫悟空の荒くれたハチャメチャかげんは落ち着いてきて、代わりになにか哀しみみたいなものを感じる。気のせいかもしれませんが。
児童書なんですがまだ完結しておらず、1年に1冊出るか出ないか。出るとわかると全巻読み直してスタンバっています。
昔は息子に読み聞かせてた本ですが、もう高校生になってしまった・・・。
「ズッコケ三人組」を繰り返し繰り返し何十回も読んでいた息子も今はすっかりゲーム人。いつか息子も夢中になる本に出会うといいなあと思う。「深夜特急」とか。
そうそう、「深夜特急」も上記の3シリーズほどでは無いですが、数年に一度読み返してました。
これもぼろぼろだけれど捨てられない。若かりし頃の小心者の母はこんな旅はできませんでしたが、出来ないからこそ手放せないのかも。
息子にとっての「深夜特急」はこの本かもしれません☟
一話1~2ページ。甚平を着て旅をする漫画家さんです。食事に誘われたり食べ物を貰っても、お腹の為にやばそうなものはびしっとお断りしたいのに、優しさと笑顔に断れずいただいてしまう「シビれめし」が楽しいです。
今週のお題「好きな小説」でブログ巡りをしていたら、久々に本を読みたい気持ちがむくむくとわいてきました。この機を逃さず本屋へGO。
あ、お題もう変わってるんですね。