うちのゆる息子に合った歴史学習漫画
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２０１９年５年生の秋、中学受験の勉強を始めて９か月ほどたったゆる息子ですが、問題集も地理が終わり、歴史に入るというころで『歴史学習漫画』を買うことにしました。
地理でだいぶ苦労しているので、ほんのちょっとでも楽したい！で、我が家に迎えた歴史学習漫画は３種類。
いろんな方が歴史の本について書いてらっしゃるけど、うちのオシはちょっと違うかも・・・という話です。
①あくまでも我が家では、です。
②勉強時間一日２時間の息子です。
朝日新聞出版 歴史漫画タイムワープシリーズ通史編
もともとサバイバルシリーズが大好きだった息子。
朝小新聞を読んでいたら日本の歴史シリーズが出ると聞いて興味津々。（母が）
母は特にこの「戦国時代へタイムワープ」を書かれたトリムさんがお気に入りです
表紙と中身：同じ漫画家 フルカラー ソフトカバー
・漫画家は各巻異なるけれど、どの絵もこなれていて動きがある。
・時代（各巻）ごとにタイムワープの設定は分かれている。
・同じ作者が書いた話は同じ登場人物がまた出てくる。
・未来や現代の人間がタイムワープするため、主人公はタイムワープした
子供たち。
・１コマ１コマは大きめでギャグが多い。
母から見た息子にとっての問題点
主役はタイムワープした子供たちなので、歴史の流れよりも子供たちの活躍に意識が集中している様子。
息子の一言
全冊イトコの子供さんにあげてしまいましたが、その子の妹が気に入って何度も読んでるらしいです。学習というより最初のとっかかりになる感じです。
テーマ編もあります
小学館 学習まんが 少年少女日本の歴史
私の記憶では小学館の源頼朝はなかなかのイケメンだったんだが・・・・？
表紙と絵：同じ作者 モノクロ一部カラー ハードカバー
・漫画は全巻 あおむら純（22巻のみ森本一樹）
・絵はこなれていて動きがある。
・落ち着いていて丁寧な感じがする。時々解説する博士と子供たちが出てくる。
・１コマ１コマはあまり大きくなく情報量が多い。
同じ作者が２１巻まで書いているので、長い歴史がつながっている感があり、母はわかりやすいと思いました。（古めかしいという子供の意見も！）
でも考え方それぞれで、テーマごとに絵が違うほうがメリハリがあるかも。
息子は小学校で読んだことがあるとこれを選びました。
息子曰く
注）２０２２年にリニューアルされたようです。絵柄がだいぶ変わりました。
朝日学生新聞社 日本の歴史 きのうのあしたは
朝日小学生新聞に掲載されていました。母は毎回この連載を楽しみにしていて、独断と偏見でこちらを購入しました。
主人公の史記くんとこよみちゃんが、叔母のあやのさんが発明した「バーチャル歴史システム」で歴史の旅に出ます。
源頼朝がイケメン！母イチオシです
表紙と絵：同じ漫画家 モノクロ ハードカバー
・漫画は全巻 つぼいこう 絵はこなれていてなめらか。
・かわいい感じの絵なので女性かと思ったら男性作家さん。
・現代の子供たちが歴史上の人物たちと会う、ある意味タイムワープ系
（バーチャルリアリティ）なのだが、あくまでも主役はその時代の人間。
・子供たちは道案内役的な感じ。
・中学受験や学校での成績アップが意識されている。
・①音読シート、②書き取りプリント、③確認テストで知識の定着と確認
ができるようになっている。
表紙を見ておわかりかと思いますが、劇画的なシリアスさはありません。
歴史上の人物や主人公たちのほどよいセリフで説明していく感じです。そして長文の説明がほとんどありません。
すっきりしていて詰め込んである感じはない。登場人物はすべて善人ということはなく皮肉がきいている感じ。こよみちゃんはいい子♡
最初、息子は朝小新聞に連載されている「きのうのあしたは」に全く興味を示しませんでした。
息子の一言
新聞の掲載頁を無理やり毎回読ませてたら（ギャグが）面白かったのか、自分から読むようになりました。
全巻買って渡すと、当時はゲームの持ち歩き禁止・スマホ無しだったので、この本を持ち歩き、電車や食べ物屋さんで繰り返し何度も何度も読んでいました。
もちろん音読シート・書取りプリント・確認テストは素早く飛ばします。
人物に特化した本もあります。日本人物史 れは歴史のれ
集英社・講談社・角川それぞれコンパクト版が出ているんですね
母の独断と偏見で一言
集英社 学習漫画 日本の歴史
表紙と絵：表紙と中身の絵柄が違う 表紙は有名な漫画家？
それぞれの章、最初の数ページはカラーで子供の心をつかむ。
漫画家は各巻異なる
２０巻のうち８巻は近・現代←すごい
講談社 学習まんが 日本の歴史
表紙と絵：同じ漫画家（各巻異なる）
歴史上の人物を悪人として描かないのが特徴らしい（それぞれ事情がある）
情報量のレベルがかなり高い（大学受験レベル）
母の感想
４７都道府県データマップがいいとママ友からの感想です。歴史・地理・文化が一冊でわかるとのこと。
角川まんが学習シリーズ 日本の歴史
表紙と絵：同じ漫画家（各巻異なる）
絵は一番キラキラしている
漫画家は違うが全巻通して統一感があるとのこと
情報量のレベルがかなり高い（大学受験レベル）
母の感想
巻によっては絵が本当に麗しい！
平成の終わりまで収録されているらしいのですがほかの出版社もかな？
他に・・・
成美堂出版でも出ていました。フルカラーです。
Amazonの説明欄に『オールカラーで登場人物は若々しくきれいに表現しました。』と記載されています。気になる・・・読んでみたい・・・。
３種類の歴史学習漫画が家にあります なぜか
タイムワープも入れて３種類。３種類すべて個性的で同じ時代のものでもそれぞれ違う気持ちで面白く読めます。
一つの時代を３回読むことによってかなり大まかですが歴史の流れをより一層つかめたのかなと思います。あとは歴史好きな母の趣味も入っています。
番外編
徳川歴代全将軍の漫画。将軍の絵が個性的。好き。
重さ８９６グラム 厚さ４センチ弱。
読み応えあり。息子は全将軍覚えました。ツボにはまったらしいです。
